今日の記事はちょっと長いですが
かなり重要な事を書いています。
時間のある時にでも
じっくり読んで下さいネ!
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┗■YouTubeの広告売上初公開!
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今回は Google が初めて公開した
YouTube の売上高についてと
◆今後YouTuberが
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どういう方向に行くのか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
我々ユーチューバーは
↓
どういうことを考えて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
行動したらいいのかについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
解説します。
数日前に遂に初めて
YouTubeの売上高について明確に
公表されたのです。
◆YouTubeはGoogleの子会社です。
そのGoogleの親会社は
アルファベットっていう会社です。
アルファベットがこの度
決算を発表したんですね。
これまでの決算の中では
YouTube の売上について
『その他の項目』という所に
分類されてたので
正確なYouTubeの
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広告での売上っていうのが
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
明かされていませんでした。
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それが先日の決算で
初めて明らかになったというのは
↓
結構大きなニュースでした。
YouTubeに広告が流れていますよね。
その広告での売り上げの事ですね。
▼いくらだと思います??
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2019年度のYouTubeの売り上げ高は
↓
約1兆6000億円でした。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この数字をどう捉えますか?
桁が多過ぎてよく分かりませんね。。
=======
多くの投資家はすごく少ない
予想よりかなり少ない
そう感じました。
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YouTubeの月間アクティブユーザー数って
今世界中で20億人を超えてます。
世界の人口が70億人。
インターネットを使える人口
という部分を加味すると
↓
かなりのシェアを取っている
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動画投稿ツールと言えます。
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同じように
世界のシェアを取っている
プラットフォームとして
↓
〇Facebookが挙げられます。
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Facebookは
月間アクティブユーザー数が
世界で24億人のです。
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…………
YouTubeが20億人。
Facebookが24億人。
…………
近い数なのでよく比較に出される
プラットフォームです。
Facebookの一年間の
広告の売上高っていうのが
約6兆円なんですね。
Facebookは広告で1年間
6兆円売り上げてます。
そしてFacebookは24億人の
月間アクティブユーザー数がいます。
同じように
月間アクティブユーザー数が
20億人いるYouTubeの
広告での売り上げが
↓
年間で1兆6000億円っていうのは
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すごく少ない数字だと思いませんか?
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YouTubeを使っている人20億人。
Facebookを使っている人24億人。
=========
▼その売上高が
↓
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YouTube=1.6兆億円。
Facebook=6.0兆円。
==============
1/4とまでは言いませんが
YouTubeはFacebookの1/3ですよね。
投資家の期待値が非常に高かったので
YouTubeの1兆6000億円という
低い数字が発表されたことで
割と投資家や専門家達から
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厳しい意見などがコメントされてます。
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アルファベットの過去の決算を
実際に見てみると
2017年はおよそ80億ドル
2018年はおよそ110億ドル。
そして2019年は
150億ドルという数字です。
つまりこの2年間で
↓
80億ドルから150億ドルです。
2年間でここまで伸ばすスピード感は
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単体で見ると凄い数字なんです。
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ただただ投資家たちの期待値が
非常に高かったので
▼辛口のコメントが
増えたんですけどね。
事業単体で見ると
ものすごく良い数字なんです。
『2年間で200%!』
とまでは行きませんでしたが
倍近い売上を上げれるくらい成長するって
まあ~中々ある事ではありません。
なので・・
YouTube市場は
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
すごく成長しているという
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
捉え方ができます。
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Google 全体の売上高は
1年間で17兆円でした。
そのうちの
YouTubeでの売上は
1兆6000億円というのは
Google全体での
約10%を占めているという事です。
◆結構大きなウエイトを
占めてる事業なんだなと思います。
とは言え
これはあくまで売り上げの話です。
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┗■じゃあ利益はどうなのでしょう?
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売上から経費とか
他にかかってる費用を
差し引いた後に残るのが利益です。
だから売上がいくら良くても
経費が多かったら利益は少ないという事。
いくら売り上げが多くても
利益が少なければ駄目ですね。
YouTubeの利益は
一体どうだったのでしょう。
↓
Google全体の利益は
1年間に3.7兆円程度でした。
売り上げが17兆円あって
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利益が3.7兆円。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↓
これがGoogleの事業内容の結果だと
アルファベットは発表しています。
ですが、、
YouTube単体で掛かっている
コストについては
↓
▼何も明記されてないのです。
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決算書の項目をよく見ても
どこにも書いてないんです。
つまりYouTubeを運営するために
掛かっているコストは
↓
公表されていないという事です。
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Google全体にかかった
コストや出費などは書いてあります。
でもYouTubeを運営するのに
一体いくらかかってるのか?
っていうのが全然出て来ないのです。
なのであくまでも推測するしかなくて
いろんなサイトを調べて
僕なりに推測してみたんですが
↓
まあ~やっぱり
推測するしかないですね。
1年くらい前の記事に大体
6千億円~1兆円くらいは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
掛かっているんじゃないか??
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という感じです。
いろんな推測を専門家達もしてますが
YouTubeというモノを運営するにあたり
↓
↓
一体いくら掛かっているのか
今の時点では正確に公表されていません。
とりあえず売り上げ高は
1兆6千億円あるけど
純利益、利益の部分は
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
正確には見えてないのが現状です。
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┗■YouTubeが向かう方向?
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で、話はちょっと変わって・・
↓
今後YouTubeが
どういう方向に行くのか?
その部分については、
↓
広告の売上について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
まだまだ上がる余地が
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あるんじゃないかなと
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僕は思っています。
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ただ懸念される材料として
・ランニングコストが分からん事。
・掛かるコストや費用について。
・ちょっと謎な部分があります。
YouTubeって
ユーザーが動画を投稿するっていう
プラットフォームです。
YouTuberと呼ばれる
クリエイター達が
動画を投稿している
プラットフォームです。
だから著作権や道徳的な関係で
↓
◆問題が色々と多いです。
アメリカで今問題になっているのが
子どもの権利や
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
子供のプライバシーについてとか。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何かしら社会問題があった時に
↓
その原因がYouTube!という風に
責められることが結構多いんです。
そういう社会問題が起こるたびに
ガイドラインを改訂したり
投稿された沢山の動画達が
ガイドラインをちゃんと
守っているかなど
動画のコンテンツクオリティーを
チェックするために
↓
人やAIなどを開発したり、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
結構お金が掛かっていると思います。
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セキュリティーや
ランニングコストや
開発費、サーバーの維持費など
意外と費用が多く掛かっていると
分析している専門家も多いです。
一体経費がいくら掛かっているのか?
↓
その辺りがちょっと不透明な部分です。
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収益性がどうなのか?
その部分が投資家たちも
みんな疑問に思っています。
YouTubeの求めるコンテンツというのは
↓
広告主がより広告を出稿したいと
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思うような動画コンテンツです。
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それを沢山増やして行きたいという
方針は今後も変わらないと思います。
我々YouTuberもそれに合わせて
動画を作って行くのが
今後も選ぶべき基本方針なのです。
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┗■今後のYouTuberの懸念点
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さらにこの広告単価について
僕の見解を述べてみます。
↓
今もらっているこの単価が
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適正価格であるのかどうかって
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
凄く疑問な所があります。
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もしかして今後
下がったりする可能性も十分あります。
我々YouTuberは
何を考えておく必要があるかと言うと
↓
Googleがクリエイターに分けてる
収益の単価というのが
↓
適正価格なのかどうかっていうのは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
かなり分からない部分があって
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=====
どれくらい
還元するのかっていう数値は
本当にGoogleの
さじ加減一つなんです。
=====
だから例えば
今、1再生1円とかもらってたり
高単価な動画だと
2円とか貰えたりしてるんですけど
そういう単価が
適正単価なのかどうかも分からないので
↓
Googleが突然
「来月から1/10にします!」
そう言われても
↓
我々クリエイター側は
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何もする事ができません。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何の権利もYouTuberには無いので
↓
その言われた広告単価ついては
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
飲むしかないというのが
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現状なんです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クリエーターというのは
そういう弱い立場なんですね。
▼何も守られてはいません。
多くの専門家達が
すでに何年も前から
言ってるんですけど・・
YouTubeの広告収益だけに頼らない
ビジネスモデルっていうのも
↓
同時に構築しないとダメだよと。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これはクリエイターだけではなく
↓
◆YouTuberを抱える
事務所についても
同じことが言えます。
YouTubeの外側で
いかにマネタイズしていくのか
↓
その部分が凄く大事になってきます。
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本当にこのGoogleの広告の単価が
いつ下がるか誰にも分かりません。
いつ変動するのかも分かりません。
↓
今までも色んな変動があり
今に至っています。
YouTuberというのは
Googleに稼がせてもらっている。
↓
ただそれだけなんです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
確かに今は
YouTubeが非常においしいと
沢山の人が言っています。
もちろんそれは嘘ではありません。
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しかし広告単価が突然下がっても
一切誰にも文句は言えないのです。
その辺りをよ~く
考えといた方がいいですよ。
↓
==============
僕は多分3年以内に
大きく変わるんじゃないかなって
思っています。
==============
下手すると
1/10くらいになる
可能性だってあります。
YouTubeの経費というのは
我々に支払う広告収入
ソレも経費なんです。
ビジネスで言うとその部分は
仕入れですね。
▼安く仕入れて高く売る。
↓
これがビジネスです。
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今は高く仕入れて
YouTubeという価値を
高くしている。
そういう事だけかもしれません。
だからYouTubeの広告収益を
収益の柱にするっていうのは
↓
ビジネスモデルとしては非常に
脆弱(ぜいじゃく)かなと思います。
YouTubeの外側にいかに
マネタイズの軸をつなげていくか
柱を持つかっていう部分が
今後2~3年で我々YouTuberが
本気で考えなければならない事です。
YouTubeを稼ぐツールとして
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使っている人々が
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
考えとかないといけない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
必須事項だと思います。
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今は確かにYouTube市場は
とっても熱いです。
↓
ここで調子に乗らずに
稼いだお金をどの様に次に生かすか。
それは絶対に
考えておいた方がいいですよ。
*僕の失敗経験を書きました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
新しいYouTubeチャンネルで大失敗してしまいました。。